女子美術大学同窓会は1917年6月25日に設立され、2017年には設立100周年を迎えます。
100年の長い間に私たちには多くの仲間ができ、そして今年もまた新たな仲間を迎えました。
同窓会は親睦団体ではありますが、アートを通して考え、創ってきたことを日々の生活の中で活かしながら、社会と関わってきたことが誇りです。
これから先の100年もさらに続いていくように、同窓会は若い世代を育む支援をしたいと考えています。それには、みなさんが若い人たちに刺激を与えるような活動をしていただくことを期待しています。仲間が仲間を育てるそんなサイクルが、同窓会のまなざしの先の未来を創るのではないでしょうか。
母校、女子美術大学の建学の精神には、「芸術によって自立する女性」と掲げられています。背筋をまっすぐにして立っていられるような、そんな仲間となりたいものです。
みなさまのご協力を心からお願い申し上げます。
一般社団法人 女子美術大学同窓会
会長 面出 和子
女子美術大学同窓会設立100 周年記念コンセプト
<まなざしの先に>
2000年に女子美術大学創立100周年を迎えました。
同窓会は、〈母なる大地〉のテーマのもと母校発展を共に祝い、絆を強めることができました。2010年には110周年記念〈予期せざる出発〉展など、同窓生は社会的にも意義のある多くの活動を行い、会員相互の親睦を図ってきました。そして、同窓生は母校に対して「誇り」をもち、その発展にも寄与してきました。
2017 年に女子美術大学同窓会は100周年を迎えます。100年の時間が長きにわたって積み重ねられてきました。100周年は、区切りであるとともに次へのスタートでもあります。「まなざしの先に」何があるのか。まなざしの先には未来があるはずです。若い世代が活き活きと活動できる未来です。次世代を育みながらその先にある未来が美しくあるように、アート心で前進していきましょう。