横浜トリエンナーレサポーター講師の市原氏による演劇ワークショップに参加して、アートでつながる楽しさを体験しましょう。トークショーでは、障害のある方々などとの美術鑑賞プログラムやアート活動を行う梅田氏と鈴木氏を交え、その楽しさと文化芸術の新しいキーワードについて語り合います。

トークショー
市原幹也(演出家、芸術祭・市民協働/講師)
梅田亜由美(女子美術大学非常勤講師、エデュケーター)
鈴木理恵子(女子美術大学准教授、アートミーツケア学会理事)
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市原幹也(演出家)
日時
2017年520日(土)15:00〜
会場
女子美術大学杉並キャンパス7201講義室

市原幹也(演出家、芸術祭・市民協働/講師)

プロフィール

ichihara1978年 山口県生。劇団のこされ劇場≡主宰。演劇センターF 芸術監督。
2005年から 2007年まで北九州芸術劇場とともに作る演劇作品を発表。2009年からは劇団員らによって商店街のなかに民間劇場を立ち上げ、地域に密着した運営と創作を展開。そこで5年に渡り芸術監督を務め、「えだみつ演劇フェスティバル」等の先進的 なり組みは国内外から注目を得る。作品が国内外の国際的な演劇祭へ招聘される一方で、地域の子供から高齢者まで幅広い年齢層の市民を対象にした創作や、コミュニティプログラムを多数実施。2013年からは「横浜トリエンナーレ」サポーター活動の間 講師を務め、文化芸術分野における市民恊働の在り方を提案している。

受賞歴

平成24年度(第45回)北九州市民文化奨励賞、CoR ich舞台芸術まつり!2013準グランプリ、 平成24年度(第5回)ふくおか地域づくり活動賞 奨励賞、平成25年度 日本演劇教育連盟 演劇教育賞

主な活動歴

なにをつくる?

演劇作品をつくる
01

  • 北九州芸術劇場とともにつくる企画「Next Generation’s Theater」にて3年間の作品発表。
  • 国内外の演劇祭に招聘。「アジア演劇祭(韓国)」「鳥の演劇祭(鳥取)」ほか。

「場」をつくる
02

  • 北九州市八幡東区の廃ビルを劇場に改築し演劇祭を開始、芸術監督として就任。
  • 横浜市の国際アート展「黄金町バザール」にて旧違法売春施設を改築してアートスペースを形成。
  • 新潟市の元洋品店ビルを人材育成学校として活用、受講生や地元有志らとコミュニティスペースを形成

だれとつくる?

〇行政・公共団体とつくる
03

  • 北九州市八幡東区保健福祉課事業 高齢者劇団を結成した演劇公演演出
  • 北九州市建設局河川部水環境課事業 川を活用した船上観光ツアー公演演出
  • 新潟市文化スポーツ部文化創造推進課事業 演劇と現代アートによる人材育成の学校講師
  • 横浜トリエンナーレ市民協働事業 講師・サポーター育成のプログラム考案と実施
  • 国土省「地域の歴史・文化資源を活用した着地型観光の振興に関する調査」プログラムディレクター

〇企業とつくる
04

  • JTB「地恵のたび」(2013年〜、主催:JTB西日本)
    内容:地域活性に成功した商店街モデルを体験する観光ツアー公演演出
  • 北九州八幡ロイヤルホテルミステリーツアー2011(2011年、主催:ダイワロイヤルホテルズ)
    内容:ホテルの夏休み企画。宿泊客らがホテルで起きた事件の謎を解く参加型公演演出
  • 集客イベント(2012年〜、主催:皿倉登山鉄道株式会社)
    内容:鉄道会社のケーブルカー利用促進。山頂(野外)にて山をモチーフにした演劇体験構成演出

〇こどもとつくる
05

  • 小中学生向け演劇体験ワークショップ各種(2010年度〜)
  • 北九州芸術劇場派遣アーティストとして4年間講師。ほか、劇団主催・個人で日本各地へ招聘。

  • 文科省「児童生徒のコミュニケーション能力の育成に資する芸術表現体験」事業(2012 年)
  • 港区「ふれあいアート事業(保育園)」園ごとに数回。年間12回〜。

〇外国人・障害者・高齢者とつくる
06

  • 多国籍 演劇ワークショップ(2014 年、主催:北九州市市民文化スポーツ局文化部)
    内容:市内在住外国人を中心に未就学児〜高齢者、障がい者も含む市民による公演。
  • 日韓文化交流事業(2012 年〜15 年、主催:のこされ劇場≡ほか 助成:日韓文化交流基金)
    内容:滞在制作やワークショップを含む、3 年間に及ぶ交流プログラム。韓国亀尾市など。
  • その他、特別支援学級での作品づくりや、特別支援学校へのボランティア公演など
▽動画資料

自作メイキング https://youtu.be/PCYxgV6aBLo
アーティストとの創作 https://youtu.be/BHEy2vnz-5Q

梅田亜由美(女子美術大学非常勤講師、エデュケーター)

プロフィール

umeda京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程修了。
2006~12年、女子美術大学美術館に学芸員として勤務。
2012年からフリーランスのエデュケーターとして、「アート」「ミュージアム」から活動を広げ、さまざまな人・
モノ・コトが交じり合いながら「学び」を生み出す場づくりをしている。

女子美アートミュージアムでの企画展
2007年
「ポスターにできること。-電通人権ポスターより。」
2010年
「女子美術大学創立110周年記念展 女子美パリ賞+α パリで暮らす、つくる。」
2011年
「input→output 溝田コレクション×光島貴之」

など

主なプログラム、プロジェクトなど
2007年
「女子美アートミュージアム「ポスターにできること。-電通人権ポスターより」展関連企画
電通と学生による人権ポスター制作ワークショップ
2008年~
みんなの美術館プロジェクト
2010年
横浜美術館 文化庁美術館・歴史博物館 活動基盤整備支援事業
「様々な人に開かれた美術館をめざして 視覚に障がいのある人と一緒につくる新しい鑑賞プラン」
2012年~
美術と手話プロジェクト
2013~16年
港区「ふれあいアート」事業・保育園ワークショップコーディネーター(NPO法人ARDA委託)
2014年
徳島県立近代美術館「みんなが楽しめる美術館づくり」
2015年
二子玉川公園内・日本庭園「帰真園」における福祉施設「奥沢福祉園」ガイドウォーク
2016年
「手話とトーク もしもガレがガラス職人に手話で指示したとしたら」(東京都庭園美術館)

など

執筆

「あなたにとって心地よい美術館は?みんなの美術館プロジェクト」(『文化庁月報』web522号、2012年)
「美術館と市民が共に新しい公共をつくる」(共同執筆、『インクルーシブデザイン』学芸出版社、2014年)
など

鈴木理恵子(女子美術大学准教授、アートミーツケア学会理事)

プロフィール

suzuki女子美術大学卒業、東京藝術大学大学院修了。公共建築物の環境デザイナーを経て05年~07年渡英。バーミンガム・シティ大学大学院 MA Art, Health and Well-being修了。アートミーツケア学会 理事。障害者の芸術活動支援モデル事業@宮城(厚生労働省)の評価研究を担当専門は、社会の課題をゆるやかに改善に導くことを目的としたアートアクティビティによるソーシャル・インクルージョン。イギリスと日本での病院にいる子どもたちとのアートアクティビティを軸に、重症心身障害者、子育て中の母と乳児、聴覚など障害者へと対象者の幅が広がっている。

主な論文・研究報告
  1. 『研究報告:子ども患者とアート イギリスのホスピタルアートプログラム』(2009年)アートミーツケア学会 学会誌VOL.1
  2. 『アートは社会のくすりになるか〜アーティストと社会の新しい関わり方〜』(2009年)女子美術大学 研究紀要第39号
  3. 『参加型アートアクティビティがもたらす効果に注目したファシリテーション力の向上方法の考察 〜ホスピタルアートの分野から〜』(2010年)女子美術大学研究紀要第40号
  4. 『ダイアリーを「書くという行為」によるワークショップの評価方法』(2011年) アートミーツケア学会 学会誌VOL.3
  5. 『健康とウェルビーングを実現させるアートアクティビティとその評価方法の提案』(2016年)女子美術大学 研究紀要第46号
主な発表・特別講義
  1. 『ホスピタル・アートとソーシャル・インクルージョン』(2008年)聖路加看護大学 多文化医療サービス研究会セミナー
  2. 『ソーシャル・インクルージョンについてのアート分野からの取り組みと実際』(2009年)神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 社会福祉学科3年
  3. 『アートアクティビティ考』~社会との実際のつながりを求めて~(2011年) 美術教育 フォーラム
  4. 『アート=自己表現の意味を問う』(2012年) 臨床するアート2012-2013 アーツ千代田
  5. 『支援で思縁をつくる』ファミリーハウスうさぎさんのおうちを事例に(2016年)寄付フォーラム2016
  6. 『アートって使えるの?』アート×福祉実践ワークショップ@アートラボはしもと(2016年)
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